輝く女性たち

吉岡和佳子さん / クラスペディア 代表

 

 平成27年に個人事務所「クラスペディア」として独立し、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)コンサルティング、ライティング(記事執筆など)、コーチングの3本柱で活動しています。

 特にワークライフバランスの分野では、世の中が「働き方改革」への気運が高まっていることもあり、行政関係や企業、団体、大学などから、講演やコンサルティングのご依頼が増えてきています。「このままではいけない、変わらなければいけない」と感じる経営者さん、従業員さんの気持ちを後押しし、効果的なアクションに結びつけるのが仕事です。

 実際に取り組みを進め、組織力が大きく変化するのを目の当たりにすると、こちらも「お手伝いできて良かった」と、しみじみ感じます。  

吉岡和佳子さん


 

 

 

講演の様子

 大学時代にタウン誌の編集アルバイトを経験し、卒業後は地元の新聞社に就職しました。秘書や記者職などに従事し、社内結婚の後2人の娘を出産。長女が生後半年の時に、コーチング講座を受講したことがきっかけで、学ぶことが好きになりました。長女の育休復帰後は会社の両立支援担当となり、株式会社ワーク・ライフバランス認定コンサルタントの資格を取得。知識を生かして会社の職場環境改善の取り組みを進めました。

 15年勤務した新聞社を退職し、大学病院のメディカル・ワーク・ライフバランスセンターに入りました。子育て中の女性医師を中心としたキャリア支援に2年間関わり、その後独立しました。

 起業すると、会社勤めの時とは違い「自分の意志で動ける」という点で、子育て中の身としてはメリットを感じています。とはいえ、初めは仕事も全然なくて、一人落ち込むこともしょっちゅうでした。個人での仕事ですので、責任が自分一人にかかってくるプレッシャーもあります。

 しかし頑張っただけ成果に直結しますし、視野が広がり、地域貢献の機会も増えて、やり甲斐が大きいのも確かです。ですから、自分の決断に後悔はしていません。

(更新 平成30年1月)

 

 

ライフ年表

23歳 就職
32歳 コーチングを学び始める。長女の育児休業から復帰、残業ゼロの働き方に
33歳 株式会社ワーク・ライフバランス認定コンサルタント資格取得
38歳 転職
40歳 独立

  • 現在の仕事(活動)を始めるきっかけ又はやりがい
  • 会社員時代に、株式会社ワーク・ライフバランスの認定コンサルタント資格を取得しました。当時長女の育児休業明けから間もないころで、会社では両立支援の担当を仰せつかっていました。自分自身必要に迫られて、ワークライフバランスの実践を始めましたが、これは近い将来誰にでも必要になることだと感じ、この考え方をもっと広めたいと思うようになりました。

  • 仕事(活動)と家庭の両立で工夫していること
  • 夫婦で互いにできることを率先してやることです。どちらかがやって当たり前でなく、してくれたことに対しては、その都度「ありがとう」と言葉を掛け合うようにしています。子どもも大きくなってきたので、自分のことは自分でやるように言っています。料理なども、危ないからさせないのではなく、子どもたちが自分から関心を示した時に、積極的にさせるようにしてます。

  • プライベート(休日)の過ごし方
  • 家族でドライブして、美味しいものを食べるのが一番の楽しみです、たまに一人で県外に出て、セミナーや講演会などに足を運ぶのも好きです。夫をはじめ、家族の協力あってこそできることなので、ありがたく思います。

  • 後輩女性へのメッセージ
  • かつては結婚や出産でキャリアを諦めざるを得ない女性が多かったですが、今はずいぶん時代が変わり、さまざまな形でチャレンジができるようになりました。結婚や出産は、自分のことを見詰め直し、また違うステージに上がることのできる絶好のチャンスだと思います。これまでの常識にとらわれず、自分がやりたいこと、得意なことを意識しながら、将来を前向きに考えてほしいと思います。自分の人生の主役は自分自身です。