輝く女性たち

吉村市代さん / NPO法人葵会 理事長

長崎JIGEMONNフェス

 

 本職は、1986年11月に開店した飲食店(ラウンジ葵)経営です。

 2009年に佐世保市の住民検診で乳がんが見つかりました。検診の案内がなければ自ら検査は受けなかったと思います。

 この体験をもとに2012年2月経営するお店の開店25週年に「乳がん早期発見啓発記念講演会」を開催しました。その後、検診を勧めた友人に乳がんが見つかりました。これをきっかけに、啓発を拡大する必要性を感じ、2013年5月、がんの早期発見啓発および患者サポート「NPO法人葵会」を設立しました。

 

 

 

 2013年11月~2016年3月には、「NPOと県がともに働くプロジェクト」に選定され、長崎県医療政策課と協働事業を実施しました。 

タオル帽子作り

ウイッグリユースの取材

 

  嬉しかったことは、検診を勧めた方に乳がんが見つかりましたが、早期発見だったため術後すぐに社会復帰をされたこと。また、自分の体験が役に立ったと感じた時です。

 会員の不足や活動資金の調達に苦労していますが、活動を通じ連帯や協調性を得ました。活動の中で、「これからも治療、頑張ります」とのお言葉をいただきスタッフ一同、感激しています。

 

(更新 平成30年2月)

ライフ年表

51歳 市の住民検診で乳がんが見つかる
55歳 経営する店の開店25周年乳がん早期発見啓発記念講演会開催
    検診を勧めた友人に乳がんが見つかる
56歳 NPO法人葵会設立
57歳 「NPOと県がともに働くプロジェクト」に選定
    長崎県医療政策課と協働事業実施(2013年11月~2016年3月)
60歳 ピンクリボン支え愛コンサート開催に伴い、クラウドファンディングに挑戦しサクセス。その後、ウィッグリユースプロジェクト始動。

  • 現在の仕事(活動)を始めるきっかけ又はやりがい
  • 昨年より、がん患者さんへウィッグを無料レンタルする事業を開始。
    試着展示会時、気に入ったウィッグを持ち帰られる時、「これからも治療、頑張ります」とのお言葉でスタッフ一同、感激しました。

  • 仕事(活動)と家庭の両立で工夫していること
  • 本職は飲食店(スナック)経営です。NPO活動がある日は、早朝より夜中まで活動および仕事ということもあります。
    昼間外出する日、自宅で家事をする日を分けています。
    他にも複数団体に所属していて役職もあります。
    特に公私ともにスケジュールがハードなときは、すべての用事を箇条書きし無駄なく行動できるよう週単位で計画します。

  • プライベート(休日)の過ごし方
  • 本職は日曜が休みですが、NPOの活動は日曜が多いのでプライベートの時間は以前より減りました。
    休日は自宅で事務(パソコン)仕事をすることが多いです。
    同居している母は高齢になり、なかなか外出したがらなくなりましたが、お天気の良い日などは食事に連れ出すようにしています。

  • 座右の銘(好きな言葉)
  • 「生きてるだけで丸儲け」

    がんになった事で「命」の大切さをあらためて感じています。
    生きていれば良いことも悪いこともあります。
    すべて生きていればこそ感じられるものです。
    がんになったことはすべてが悪いことばかりではありません。
    私はキャンサーギフトを得ました。
    マイナス要素もプラス思考で行きたいものです。

  • これからしたいこと(今後の目標)
  • がんを告知された患者は、極度なストレスにさらされ、また、つらい治療が続く患者も心が折れそうになります。
    NPO設立時、キャンサーネットジャパンが運営する乳がん体験者コーディネーターの資格を取得しました。
    昨年夏、活動報告に東京まで行ったことで、がんに関わる活動団体とつながりができました。
    今後、自身の体験も活かしつつ患者が希望する情報を提供できればと思っています。

  • 後輩女性へのメッセージ
  • 私も若いころは先輩方から「若い人は良いねっ」と言われていましたが、その時若さは当たり前のことでかけがえのないものだとは思っていませんでした。
    若さは生もの、いつまでもありません。
    やりたいことは後回しにせず何事にもチャレンジして欲しいと思います。