輝く女性たち

奥村公子さん / 自然共育コミュニティ森のわ、コミュニティデザインhitonowa 代表

 

 

もりのおうちを作ってます

(活動の内容)

 「自然共育コミュニティ 森のわ」の設立は2014年11月7日になりますが、「自然共育コミュニティ 森のわ」のメインの活動である「もりのおうち」の活動はネイチャーゲームという資格をとったのがきっかけでスタートしたので、体験活動自体は2012年9月から行っています。 

 そのメンバーと独身者対象の婚活、友活イベントを行う団体「コミュニティデザインhitonowa」を、2017年9月1日に設立し、その活動も行っています。

 

 私は、「自然共育コミュニティ 森のわ」、「コミュニティデザインhitonowa」という団体の代表として、様々な世代への自然体験活動を行っています。

 長崎市民の森木工館で、幼児から小学生の親子対象の森遊び「もりのおうち」を定期開催しています。

 ここでは、子ども達の挑戦を応援し見守ること、大人自身が楽しむことを大切にしています。

 まず、包丁の使い方をお話して、包丁を使って野菜を切って、焚火でスープを作ります。煮込んでいる間に森に遊びに行きます。

 

 

   森での遊びは主にネイチャーゲームという手法を使い、五感をしっかり使って親子で森の自然を感じ、楽しみます。

 遊んだ後にはスープと持ってきたおにぎりを食べ、お昼からは親も子もマシュマロを焚火で焼きながら、ゆっくり森でカフェ時間を過ごしています。

 他に、森林整備をおこなったり、昨年まではあぐりの丘で「さとのおうち」という畑遊びも開催していました。

 また、2年前に県の少子化対策事業のひとつ「子どもは宝文化醸成事業」で、独身男女向けの結婚に前向きになる為のワークショップを開催しました。

 その中で自然体験を通してイベントを開催したところ、森のわの活動に興味を持ってくれた独身者が団体に所属して活動をするようになりました。

 そのメンバーと独身者対象の婚活、友活イベントを行う団体「コミュニティデザインhitonowa」を作り、今活動しています。

もりのおうちでスープ

みんなでごはん

(嬉しかったこと、楽しかったこと) 

 「もりのおうち」で乳幼児を連れて森に来るのは初めてという親子が「楽しかった」と言って帰られるときですね。

 あと、よくあるのが、「普段食べない野菜を子どもが食べました!」とか。自分で料理したからでしょうかね。特にお母さんやお父さんが夢中になって遊んでいるのを見ると嬉しいです。

 あと、独身の若いスタッフや大学生が関わってくれることです。

 参加者のアンケートにスタッフが良く「温かい親切な対応だった」と書かれていて、その時が何より嬉しいです。

 

(苦労したこと) 

 「もりのおうち」は、開催場所が看板もない森でしたので、看板づくりやマップ作りをスタッフみんなで工夫してくれました。

 また、初めてお手伝いに来てくれたスタッフでもわかるように指示書を作ったり、段取り、安全管理などは毎回議論を重ねて工夫をしました。

 一番個人的に苦労したのは我が子のことです。下の子が2歳、上の子が4歳の時から始め、毎月の様に開催していたので年齢が上がってくると「焚火に飽きた。」などと言われるようになってしまい…(苦笑)。

 我が子の為に始めたはずが、成長と共に変わってしまったことに親としてはジレンマを抱えました(笑)。

 

 

みんなでつくりました

 

独身者向け自然婚活イベント

 

 

(活動を通して得たもの) 

 様々な世代、男女問わず活動に興味を持って関わってくれる仲間が出来たことです。                                   

 活動を長く続ける中で、大学生や社会人が一緒に活動してくれるようになり、独身向けの自然体験婚活イベントをしたことがきっかけで、そこに参加した今までには縁のなかった若い独身の人達も、スタッフとして団体の一員として活動に参加してくれるようになりました。

 様々な活動を通して感じたことですが、今の社会、自宅と職場の行き来だけで毎日が過ぎていく人達やコミュニティの崩壊とよく言われますが、人と人とが出会い集う場がうまく機能しておらず、「3rdプレイス」を求めているけれど、「なんとなくきっかけがない。」、「興味はあるけれどどうやって関わったらいいかわからない。」という状況にあるようです。

 長崎にはたくさんの素敵なボランティア活動があります。

 もっと世代性別を超えた多種多様な人と活動が結びつくことで新しいコミュニティが出来、より良い「長崎」になっていくのではないかと思っています。

 その為のきっかけ作りには工夫が必要だと思っています。

 

(更新 平成30年8月)

 

ライフ年表

35歳 ネイチャーゲームの資格を取得
36歳 「もりのおうち」スタート
37歳 「自然共育コミュニティ 森のわ」を立ち上げる
38歳 長崎県青少年育成県民会議で少子化対策事業として独身向けイベントを行う。
39歳 ネイチャーゲームインストラクターを取得
41歳 「コミュニティデザインhitonowa」を立ち上げる

  • 現在の仕事(活動)を始めるきっかけ又はやりがい
  • 6年前に五島から転勤で長崎市内に引っ越してきました。
    当時1歳と3歳の子ども達の遊び場を探していた時に、ネイチャーゲームという資格があることを養成講座のチラシで知り、講座を受講し資格を取りました。
    資格取得後、自然体験活動は小学生以上が対象の活動ばかりで幼児期からの活動はほとんど無いことに気づき、「無いなら自分で始めてみたら?」とネイチャーゲームの指導者の方に言われたことがきっかけで、幼児親子に向けた森遊びの「もりのおうち」を始めました。

  • プライベート(休日)の過ごし方
  • 体験イベントとなると土日がメインになるので、ほぼ休みなしです。
    ドライブが好きであちこち行きますが、行った先で次の企画を考えたり、次の企画を考える視点で遊んだりするので、プライベートも仕事も活動も境界がない状態です…(笑)

  • 座右の銘(好きな言葉)
  • 【失敗は経験のチャンス】

    人より多くの失敗をすると、その分誰よりも失敗した際の対処方法に長けてきます。
    また、それと共に同じ失敗はしなくなり、新しい失敗をします。
    新しい失敗をどんどんカバーして行けば、全ては学びになり経験値はどんどん上がっていきます。

  • これからしたいこと(今後の目標)
  • 今年度6年目を迎える「もりのおうち」は今後も継続的に開催します。
    その場所づくりとしての森林整備に取り組みます。
    新しい取り組みとしては自然に気づく、自然を大切にするプレーパークづくりに取り組もうと思っています。
    また、独身者の交流の場、新たな人と人の繋がりの為、街中の神社など身近な街中の自然を使ってのイベントやボランティア活動への参加イベントを開催できればと思っています。
    人と人が自然や活動を通して楽しく心豊かに繋がっていける場づくりをしたいです。