輝く女性たち

武久朋美さん / お慶メンバー  / ホテルニュー長崎

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“学生時代、稲佐山ロープウェイでのバイト。これって仕事にならんかな?”

 学生時代に稲佐山ローウプェイでバイト、あの頃は、エアコンとかなくて夏には汗まみれになりながら「浴衣でやってまあ~す」みたいなノリ。だから、観光客の方に「グラバー園は、どうやって行くの?」と聞かれても、わからなくて答えられなかった。観光バスのガイドさんの案内を聞いた時に「わあ、すごいなあ!」自分でもやりたい!って。それから長崎の祭事や見所、見頃、場所とかを一生懸命覚えました。次第にご案内も楽しくなりバイトばかりしてましたね(笑)。外国人の方が滞在中何度もご友人と来てくれたことがあって、言葉の意味はよくわかなくても、気持ちが通じればわかってもらえるんだと。知れば知るほど、ガイドが楽しくなり、覚えた知識をもっと沢山の人にお伝えしたい!この知識を活かせるところってどこかなと考えた時は就職活動が始まる頃。ホテルしかない!これがきっかけでした。

“宿泊する所は、英語も活かせるし、覚えたことも活かせる、じゃあ、つきつめてみようかって。”

 バイトのつもりが20歳の決断、私、結構、一途なんです。この4月で勤続21年。1年目は、ホテル業務全般の研修。念願のベルガールになれたのに人事交流とかで9ヶ月で企画へ配属。私の知識と言えば、企画イコール事務仕事、暗い事務所だし?一体、何をしている所かわからない。「私、したくないです!」ボロボロ涙を流しました。半分、納得しないままでしたが「やってもみとらんとに、なんばいうか!ベルガールは、1日にせいぜい1人か2人しか満足させられんけど、企画は1回で100、200人を満足させられる、企画は素晴らしい仕事だ!」上司が熱い方でした。確かに他の人から見たらカタチが見えないセクションですよね、でも実際、関わってみてイベントにしても、撮影にしても、ひとつの仕事にこんなに人が関わってる、厨房さんとかいろんな人と関われる「あっ、楽しい」って。この頃から仕事大好き人間になりました。

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“産休の復帰、予期せぬ異動…ホテルが好きだから、どのセクションに行っても「私、大丈夫」”

 産休復帰して3日目、上司から異動の内示が…。リニューアルしたレストラン部門に女性がいないということもあって配属。裏方だった企画での13年、頑張れたのはホテルが好きだから、だから、どのセクションにいっても、私、大丈夫だと思ったから。ママになって我慢が出来るようになったというか、子供に忍耐強くしてもらったかも。現在のサービスの仕事は、とても楽しいです!顧客の方が多いので、顔を覚えてもらって「あなたがいるからうれしい」と言ってもらえたり。お客様のおもてなしは、食べるスピード、好みとか、お皿には見えないものを工夫して伝えることで、どんどんおいしく、素晴らしくなる。覚えることが限りなくある。「あっ、私は、こんな仕事がしたかったんだな」素直に言えますね。また、社内の仕事の他にも会社の女性を代表として、長崎商工会議所女性会や、長崎法人会女性部などにも参加させて頂いており、研修、県大会、全国大会への参加も経験させて頂いております。社内だけでなく、異業種の働く女性の先輩方との出逢いも働いていく上でとても刺激になっています。

“いつまでも現役で、自分もずっとずっと勉強して、後輩に教えている。”

 これから、もうちょっといろんなことを整理しながら、ワインソムリエとかマナー講師、メンタルヘルス等の資格を身につけて、後輩の指導に力をいれたい。「ホスピタリティに限界はない」ということを大事にしながら、自分が勉強して能力をつけることでお客様が更に喜んでくれるように、いつまでも現役でいると思います。そんな私をいつか子供が誇りに思ってくれるようになれたらいいなと思います。

(更新 平成28年3月)

 武久朋美さんは、女性力でながさきを活性化!会議メンバー(お慶メンバー)です。

 詳しくは、こちらへ。

 

 

ライフ年表

 20歳 ホテルニュー長崎へ入社(ホテルマンとしてのスタート)
 25歳 販売企画 主任へ昇進
     (前会長の直々の教えをこい、ホテル初の広報担当となる。福岡、東京などのホテルを巡り、様々な広報宣伝手法を学ばせて頂く)
 28歳 結婚
 34歳 出産・離婚・レストランへの異動
 40歳 料飲部 係長へ昇進
 41歳 利酒師の資格を取得
 43歳 営業部婚礼グループへ異動

  • 現在の仕事(活動)を始めるきっかけ又はやりがい
  • 昔から人と話すのが好きで、学生時代のアルバイトがきっかけで観光、サービス、ホテルに興味を持ちました。今のやりがいは、若手の育成です。

  • 仕事(活動)と家庭の両立で工夫していること
  • 大きくは、1日、1週間、1ヶ月、半年、1年と自分のスケジュールをスパンで決めて動くようにしています。先ずは子供のスケジュールを最優先に考え、その他はTODOリストを作り消していく。基本自分に甘いし、忘れん坊、思いつきの人間なので予定変更は日常茶飯事ですが、大きなくくりを決めておくとそこまでのズレは起きないし、慌てずにすむので。子供の事に関しては、とにかくご飯の作り置きを休みの日につくっておくことと、体調管理。急な残業でもおなかすかせるのは絶対にしたくないので。

  • プライベート(休日)の過ごし方
  • 子供との休日はもっぱら公園巡り。ママ友からの情報や、ドライブ中に新しい公園をみつけたらすぐに探検にいきます。
    一人のリフレッシュは、温泉や、マッサージ、友人とのホームパーティです。

  • 座右の銘(好きな言葉)
  • 【一期一会】
    人とのご縁に支えられてここまでこれたと感じています。
    距離や、時間に関係なく誰かを想う気持ちが私の一番の生きがいになっているのかもしれません。もちろんおもてなしをさせて頂くお客様との出逢いも大切にしています。

  • これからしたいこと(今後の目標)
  • 社内の女性の目標となれるよう、資格取得も含め常にスキルアップをしていきたい。
    私自身が力をつけ、実績をつくっていくことで職場環境を整え、これから結婚や出産を経験する若いスタッフ、又、復職や、介護などの問題にぶつかる女性が勇気をもって働きだせる場所を作れるように努力したい。

  • 後輩女性へのメッセージ
  • 女性の人生は、覚悟と決断の連続です。つらい決断も多々あるとは思いますが、自分を支えてくれるのは高い志と諦めない心、大切な家族仲間の存在です。
    日々感動、感謝して過ごしていると自然と手を差し伸べてくれる人が現れます。「泣くも一生、笑うも一生」いつも笑顔で過ごしていきましょう。