輝く女性たち

川崎公子さん / さいかい元気村・村の菓子工房代表

“地産を生かした手作りの品々”

 小さなカフェを始めてから18年(平成28年現在)。地域や人々からの刺激もあり、成長してきたように思います。

 今は、オリジナルアイスリームを始め、アップルパイ・スイートポテトパイ・シフォンケーキ・ビーフカレー・オーガニックコーヒーなど地産を取り入れたメニューです。

 地域との関わりでは、観光協会、商工会、さいかい元気村と自分のできることで参加をしています。中でも「さいかい元気村」では、『村の菓子工房』の立ち上げの一人としてかかわる事が出来ました。おかげで、仲間も出来て、がんばりがいがあります。

 菓子工房では、雇用もでき、その方がチーフとして、みかんシフォンケーキ・エコベジスイーツ・フロイスの焼き菓子を中心に頑張っています。これからも、地域と地産に関わっていきたい。18年目の今では、ジュリアンアイスとアイスフロイスも仲間入り。商品と一緒に、西海市の宣伝もお手伝いしています。

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“西海町で生まれて、ここまで育ててくれた、郷土への恩返しをしたい。そんな心で…”

 自分の町は、外から見ると魅力がたくさんある事に、気づかされました。ただ、見せ方に工夫が必要なのでは、と。その頃、地域おこしがブーム(20年前かな)で、お手伝い的な事はしていましたが、あまり興味が湧かない。でも純粋に町おこしに関わっている方たちに共感、刺激を受けて、自分も何か表現したいと思うようになって…。そこへオリジナルのアイスクリームを作ってくれるという老舗アイスクリーム店と出会ったのです。「自分のオリジナルを作って販売しよう!」素材は特産のみかん、卵がある。西海町にはアイスクリームがない。不安もありましたが、夢と熱い気持ちでスタート。村おこしメンバーの応援もあり、とんとん拍子に話が進んで「ぴよぴよアイス」は生まれました。

 ここで生まれて、ここまで育ててくれた郷土へ少しでも貢献したい。 そんな心が皆さんの感動を呼んで全国報道され、“ぴよぴよひよこ”がいきなり飛び始めました。嬉しかった。その最初の報道記事を銅版にして大事に持っています。自分の初心を忘れないためのものとして…。

“地域のために何かひとつ、鐘を鳴らさんとねって、思っていたことは確か。”

 「ぴよぴよアイス」で迷ったのは価格、「自分の商品に価格をつけるとしたら?安い方がいいの?…」苦労したものに値段をつけるプロセスが解らないし、考えつかない。商品は値段に左右され、商品の価値、未来を左右します。経営しながら気づきました。

 18年前にホームページをつくり、インターネットで販売していました。ただ、ネットは時期もの、それに手作りだから、1日650個がせいぜい。だから対応できないので、3年余りでやめました。その頃のネットでは、自分の想いが伝わりにくかったし、自営は、つらいこと、嬉しいこと…。様々なことが繰り返しあるけれど、やりがいはあります。つらい時、迷った時は、また、原点に戻ればいい。…そう思います。

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“自分に微笑みがなくなったら、裏方へ回ります”

 総合的に自分が成長したかった。周りが認めてくれたのは、8~10年目、今年で18年目です。心身共に健康であれば、後継ぎが見つかるまでは、精一杯がんばりまーす。

(更新 平成28年3月)

ライフ年表

30歳 勤めながら、地域の活動の手伝いに参加
35歳 趣味である旅を生かし、女性で起業している方々を訪問
40歳 勤めを退職して、自営をスタートさせる
50歳 県からの勤めで「さいかい元気村」協議会メンバーに参加
51歳 村の菓子工房代表

  • 現在の仕事(活動)を始めるきっかけ又はやりがい
  • 何もわからないまま、理解者の応援を受け自営を始めました。
    それまでの勤めに、少し物足りなさをもっていたのでエネルギーがありあまっていました。自分の人生を考えた時に、思いきりをつけました。
    様々な方との出会いは、大きなやりがいにつながります。

  • 仕事(活動)と家庭の両立で工夫していること
  • 気持ちの切り替えです。
    仕事に対しての家族の理解は大切なので、たまには仕事の内容を話すことも大切だと思います。

  • プライベート(休日)の過ごし方
  • 予定はゆるくたてます。同業者を訪ねたり、本を読んだり、映画を観たり、頭をリフレッシュします。
    経験を生かし、資格を得るために勉強中。

  • 座右の銘(好きな言葉)
  • 【今、輝く!】

    それぞれが、日々を大切に積み重ね、その結果を楽しみに待つ生き方をしています。

  • これからしたいこと(今後の目標)
  • 伝え、応援できる自分になりたい。

  • 後輩女性へのメッセージ
  • ことばにして、話してほしいと思う。
    そして、夢、希望を手にする方法を共に考える交流を積極的に望んでもらいたい。